最近の株安の最大の要因は景気低迷と円高です。
日本株が諸外国の株に比べて下落している要因は”為替”です。
分かり易く説明すると、、、
・年初のNYダウはおよそ10500ドル、現在10,000ドル(下落率約5%)
・年初の日経平均は10,600円、現在8,900円(下落率約16%)
日経平均をドルベースに直すと
・年初の日経平均は113ドル(1j93円計算)、現在は107ドル(1j83.5円計算)となり下落率は約5%
になります。
つまりドルベースで日経平均をみると、アメリカ株と同じ様な下がり方をしているのです。
日本の株式マーケットの参加者の多くは外国人投資家です。
私達が、外国の株式に投資する際には、為替を考慮したベースでパフォーマンスを計算するのと同じ
様に外国人投資家は、ドルベースでパフォーマンスを計測し、割高なら売り、割安なら買いを入れます。
現在の日本株は世界的に見ても、特段下がっている訳でなく、同じように下がっていると言えますね。
たしかに以前、銀行の不良債権問題があった時には、日本株は世界的にアンダーパフォームしました。
でも現在の見た目のアンダーパフォームは為替で説明が付いてしまします。
(円高は日本の企業業績にマイナスですが、そこまで深刻には考えられていない様です)
以上のことを前提に話を続けます。
次の回復局面では、アメリカも立ち直り、それに伴い為替も円安方面に行くものと思われます。
この時、そのメリットを享受するには、外貨預金がおススメです。(前回のブログを参照して下さい)
そしてリスクを取れる方には、株式投資をおススメします。
円安に振れたら株式マーケットはどうなるのか?
仮にNYダウが10%上がった時にドルベースの日経平均も10%上がると仮定します。
さらにこの時に為替も80円から88円に10%円安になると、、、
円ベースで考えると、日経平均は20%強上昇する計算になります。
そうです。
次に回復局面では日本株が大きくアウトパフォームする可能性が高いのです!
円高局面で起こった真逆のことが起こります。
アメリカ株を購入する場合も同じことが言えますね。
(ドルでアメリカ株を購入するため)
つまり現在円を持っている日本人にとっては、次の回復局面では資産を増やす絶好のチャンスなのです。
リスクを取れる方には、為替が80円を切った水準での日本株もしくはアメリカ株投資をおススメします。
最後まで読んで頂きましたありがとうございます。
次回は、お得な外貨預金の方法についてお話します。
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